ジェイソン・フリード、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソン(黒沢 健二、松永 肇一、美谷 広海、祐佳 ヤング)「小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則」、早川書房(2012)
お奨め度:★★★★★
SOHO向けのソフトウエア開発企業として世界的に有名な「37シグナルズ」の創業者ジェイソン・フリードと共同経営者のデイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソンが自らの企業のポリティーをまとめた一冊。会社は大きい方がよいという前提を捨て、どうすればやりがいのある仕事をしながら収益を上げることができるかをメインテーマにしている。
続きを読む "量の経営から質の経営へ(ファンが選ぶビジネス書2012-3)" »
勝見明「石ころをダイヤに変える「キュレーション」の力」、潮出版社(2011)
お奨め度:★★★★1/2
facebook記事「21世紀に求められるビジネスの新発想」
今、もっとも注目されている思考方法「キュレーション」について、具体的なプロセスと、そのプロセスにより、iPad、キリンフリー、Wii、セブンイレブンなど、多くの事例の成功要因を分析した一冊。21世紀に求められるキュレーションについて、具体的なイメージを掴むことができる。
続きを読む "編集力によるイノベーション(ファンが選ぶビジネス書2012-2)" »
リチャード・ワトソン(北川知子訳)「減速思考 デジタル時代を賢く生き抜く知恵」、徳間書店(2011)
お奨め度:★★★★1/2
facebook記事:「思考の質を高める方法」
世界の動向を論じるウェブサイト「What's Next」の運営者リチャード・ワトソンの論説。情報洪水ともいえる社会の中で、どのように革新的な思考をし、イノベーションを生み出すかについて論じた本。伝説のレーサー、ジャッキー・スチュワートの言葉を借り、「勝ちたければスピードを落とせ」を主張し、その根拠、スピードを落とす方法について述べている。
続きを読む "勝ちたければスピードを落とせ(ファンが選ぶビジネス書2012-1)" »
5年間続けていますビジネス書の杜Award(このビジネス書がすごい)を今年も実施します。
本日は候補の3冊を発表します。今年は、facebookに別館を作った関係で、選定方法を少し変更しました。
従来、
●戦略・マネジメント
●技術マネジメント・研究開発マネジメント
●リーダーシップ
●意志決定・思考法
●オペレーションマネジメント・プロジェクトマネジメント
●ビジネス
●セルフマネジメント
のカテゴリーを設けて、各カテゴリーから2~3冊ずつ選び、その中からAwardの候補として3冊を選び、その中からAwardを決めていました。
今年はすでにお知らせしていますように、3冊を選ぶ手続きを一部変更し、3冊のうちの2冊は従来の方法、1冊はファンが選ぶビジネス書として紹介した本の中で、いいね!がもっとも多かった本にしました。
続きを読む "【Award2011】候補の3冊" »
アトゥール ガワンデ(吉田 竜訳)「アナタはなぜチェックリストを使わないのか?【ミスを最大限に減らしベストの決断力を持つ!】」、晋遊舎(2011)
お奨め度:★★★★★+α
facebookページ記事:「チェックリストは深い!」
チェックリストの力を信じる外科医アトゥール・ガワンデが提言する「チェックリスト」作成のススメ。著者は医者であると同時にジャーナリストでもあり、医療だけではなく、経営、投資、飛行機、建築、料理などでもチェックリストが使われており、驚くような成果が生まれていることを事例を通じて紹介している。読み物としても抜群に面白い。
続きを読む "チェックリスト宣言(ファンが選ぶビジネス書26)" »
遠藤 功「伸び続ける会社の「ノリ」の法則」、日本経済新聞出版社(2011)
お奨め度:★★★★★
facebook記事「「ノリ」を生み出し仕組みづくり」
「現場力を鍛える」、「「日本品質」で世界を制す!」など、比較的、硬派の論調で知られる著者の「ノリ」論。これまでの著作を読んでいる人は何となく、底辺で通じているものを感じながら読める組織活性化論。
続きを読む "ノリの正体を解明する(ファンが選ぶビジネス書27)" »
トミタ・ジュン「「センスいいね!」と言われる人の思考術」、アチーブメント出版(2011)
お奨め度:★★★★★+α
※facebookページ記事「センスは天性ではなく思考技術」
「センス」というよく使うが、実体がよく分からないものについて、建築士であり、グラフィックデザイナーである著者が正体を明らかにし、センスいいと言われるようになるための方法を示した一冊。著者はセンスとは感性と理性の融合であるという。建築士とデザイナーの二面性がある著者ならではのものの見方ではないかと思う。
続きを読む "発想力を問われる時代は、頑張ったら負けだ(ファンが選ぶビジネス書25)" »
上田 比呂志「ディズニーと三越で学んできた日本人にしかできない「気づかい」の習慣」、クロスメディア・パブリッシング(2011)
お奨め度:★★★★
※facebook記事「要求を聞くのではなく、慮る」
老舗料亭・橘屋に生まれ、三越、ディズニーで働く経験を持つ著者が、「気づかい」をテーマに、「心」、「スキル」、「仕組み」のあり方をといた一冊。ベテランのコーチだけあって、ストレートに主張をするよりも、自分の経験、歴史的な薀蓄、ある場面で感じたこと、思ったことなどを紹介することにより、読者に気づきを与えるようなスタイルの本になっている。
続きを読む " 三つ心、六つ躾、九つ言葉、十二文、十五理で先決まる(ファンが選ぶビジネス書24)" »
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