大島 洋「管理職の心得―リーダーシップを立体的に鍛える」、ダイヤモンド社(2010)
お奨め度:★★★★★
リーダーシップを、「自己のあり方」、「他者との関わり方」、「組織との向き合い方」という3つの視点から捉え、管理職として効果的なリーダーシップをとるにはどうすればよいかを論じた一冊。フレームワークが適切なので、読めば間違いなくすっきり!
続きを読む "3Dメガネをかけると管理職はどう見えるか?" »
長尾 一洋、小関 由佳「見える化コミュニケーション」、中経出版(2009)
お奨め度:★★★★1/2
見える化といえば、
トヨタ 管理 改善
という連想ゲームが長く続いていたが、最近、かなり、風向きが変わってきた。マネジメントの手段になってきたのだ。そのきっかけになったのが、NIコンサルティングの長尾 一洋さんが、自分たちのメソッドを書籍化されたこの本。
長尾 一洋「仕事の見える化」、中経出版(2009)
長尾さんの本は、新幹線においている雑誌「WEDGE」の連載を読めば内容が分かるので購入することは少ないが、この本あたりから、購入するようになった。このあと、「営業の見える化」、本書とだんだん、マネジメント色が強くなってきている。
その意味で、集大成になっている一冊。
続きを読む "管理のための見える化から、マネジメントのための見える化へ" »
平野 暁臣「プロデュース入門―オリジナリティが壁を破る」、イーストプレス(2009)
お奨め度:★★★★★
ビジネス書の杜Award2009は太田芳徳さんの『「決める」マネジメント』を選んだ。太田さんの本は、時代に即した概念をふんだんに取り入れ、また、極めて実践的であるゆえ、この3年間にAwardに選んだ本の中では、もっとも良い本だと思っている。しかし、もし、この本がもう少し、早い時期に出ていたら、相当、悩んだと思う。そのくらい、すばらしいプロデュース論の本。
続きを読む "プロデュースのバイブル~プロジェクトをクリエイティブに変えたいリーダーに!" »
2009年はプロデュースに関する本がこれまでにないくらいたくさん、出版された印象がある。
おそらく、2008年の末に出版され、ビジネス書の杜でもAward2008に選んだ佐々木尚彦氏の
プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動
がきっかけになったものだろう。また、昨年は空前のイノベーションブームだったこともあって、出版的にはプロデュースはブームだったのかもしれない。
続きを読む "「プロデュース」の本がずいぶん増えましたね" »
アイラ・チャレフ(野中 香方子訳)「ザ・フォロワーシップ―上司を動かす賢い部下の教科書」、ダイヤモンド社(2009)
お奨め度:★★★★★
フォロワーシップの提唱者、ロバート・ケリーの「The Power of followership」(邦訳:「指導力革命!~リーダーシップからフォロワーシップへ」)に並ぶフォロワーシップの定番本。ロバート・ケリーの本は、フォロワーシップの概念の説明に重点が置かれているが、この本はフォロワーシップのあるべき姿として原題にもなっている「勇敢なフォロワーシップ」を描き、そのようなフォロワーシップを発揮するための方法をさまざまな視点から、リストとして提示している。読めばそのようなフォロワーシップ行動ができるような気がしてくる一冊だ。
続きを読む "飲み屋で組織の愚痴を言っている役職者に読んでほしい本" »
吉村 啓邦「チームの生成と開発」、北辰堂出版(2009)
お奨め度:★★★★★
チームマネジメントのバイブルといわれる
ジョン・カッツェンバック、ダグラス・スミス(吉良 直人、横山 禎徳訳)「「高業績チーム」の知恵―企業を革新する自己実現型組織」、ダイヤモンド社(1994)
という本がある。この本は300ページ以上ある本だ。ジョン・カッツェンバックなどによって確立されているチームマネジメント論をベースに、自らの新しい知見と実践論を交え、発展させ、200ページ強の本にまとめた密度の濃いチームマネジメント論。
続きを読む "深く、実践的なチームマネジメント論" »
石川 和幸「チームマネジメントがうまくいく成功のしかけ」、中経出版(2009)
お奨め度:★★★★1/2
チームマネジメントとプロジェクトマネジメント。相性がよさそうなのだが、実は、結構、取り合わせが難しい。プロジェクトマネジメントのライフサイクルと、チームのあり方について明確な関連付けがされていないためだ。
この背景にはチームマネジメントに対する位置づけがある。PMBOK(R)では、チームマネジメントはパフォーマンスマネジメントの手段であって、MUSTではない。スコープマネジメントの方法にもよるが、チームが形成されていなくでもできるように分担するのが計画するという仕事である。
しかし、この議論には見過ごしてはならない前提がある。
続きを読む "プロジェクトマネジメントとチームマネジメントのマリアージュ" »
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