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◆APMのフレームワークと価値
ジムハイスミスが提案しているAPMには、価値、原則、プロセス、プラクティスからなるフレームワークがある。
価値は前回説明したように、
(1)コミュニケーション>プロセス
(2)プロダクト>ドキュメント
(3)変化への対応>計画
(4)市場や顧客との対話>要求分析・市場調査
(5)自律>統制
といったものだ。
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続きを読む "アジャイルプロジェクトマネジメント入門(4)~アジャイルプロジェクトマネジメントのフレームワーク" »
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アジャイルには独特の価値観がある。従来のプロジェクトマネジメントとの対立軸を上げてみよう。右が従来の価値観であり、左がそれに対応するアジャイルの価値感だ。
(1)コミュニケーション>プロセス
(2)プロダクト>ドキュメント
(3)変化への対応>計画
(4)市場や顧客との対話>要求分析・市場調査
(5)自律>統制
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続きを読む "アジャイルプロジェクトマネジメント入門(3)~アジャイルマインド:アジャイルの価値観" »
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◆アジャイルの前提
アジャイルプロジェクトマネジメントには、原則や価値があるが、それ以前に「前提」がある。この前提は、アジャイルプロジェクトマネジメントの手法に関わらず、つまり、ジムハイスミスのAPMであって、SCRUMであっても同じように成り立つ。その多くは、精神的なものであり、アジャイルマインドと呼ぶことにしよう。
アジャイルマインドがもっとも象徴的なのは、リスクに対する態度(スタンス)である。プロジェクトマネジメントにとってリスクは敵である。そして、組織を上げて、徹底的にリスクと戦うのはプロジェクトマネジメントだといっても過言ではない。
アジャイルでは、リスクに対してどのような態度をとるのか?「戦わない」という態度である。もし、手元に今取り組んでいるプロジェクトのリスクリストがあれば、取り出して眺めてみてほしい。プロジェクトのタイプにもよるが、ITのようなプロダクション(生産)型のプロジェクトだと、リスクの7~8割は上位組織、顧客、社内関係部門、プロジェクトメンバー、ベンダーなどのステークホルダとの利害関係がリスクの源泉になっているのではないかと思う。
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◆開発マネジメントからプロジェクトマネジメントへ
1990年代後半から2000年代前半にかけて、ウォーターフォール型の開発マネジメントがプロジェクトマネジメントに発展したように、2000年代後半から、2010年代前半にかけて、アジャイル型の開発マネジメントはアジャイルプロジェクトマネジメントに発展していくだろう。アジャイルプロジェクトマネジメントは、今、やっとドミナントデザインが確立されたような時期で、いくつかの方法の代表的な方法が考案されている。
開発マネジメントがプロジェクトマネジメントに進化をした理由は、「戦略価値」の追求と安定性である。より、戦略に貢献できる成果を、より安定的に生み出すためには、開発マネジメントだけでは不十分だった。
なぜ、不安定になってきたのだろうか。理由は戦略の高度化によって、戦略実行のプロジェクトが大規模化、複雑化したためである。このため、開発は安定したスケジュールでできなくなってきた。それに伴って、品質が不安定になり、結果としてコストが暴れるという現象が起こるようになってきた。
そこで、プロジェクトマネジメントによって安定したスケジュールを取り戻し、品質を安定させ、コストを予算内に収めようとした。そのためのヒーローは、リスクマネジメントと、コミュニケーションマネジメント、および、統合変更管理(統合マネジメント)である。
続きを読む "アジャイルプロジェクトマネジメント入門(1)~開発マネジメントとプロジェクトマネジメント" »
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