本ブログは移転しました。こちらをご覧ください。
「飽きる能力」が重要である(平尾誠二、神戸製鋼ラグビー部GM)
【成分】
◆飽きる力
◆飽きることは悪いこと?
◆二兎を追う者一兎を得ず
◆飽きても一皮むける
◆飽きないからイノベーションしない
【解説】
性格なのかもしれませんが、僕は何事も長続きしない方です。こういうことをいうと、メルマガを「飽きず」に長期にわたり読んで下さっている方には誠に申し訳ないのですが、僕は飽きたらすぐに他のことをやりたくなってしまいます。すると、「それではダメでしょう」という説教されます。日本人は飽きたといって投げ出すことはとんでもない悪行だと考えます。
しかし、僕にしてみれば、飽きたというのは何か目的があって、その目的達成のための活動に飽きているのであって、目的そのもに飽きているわけではないと言いたくなります。
目的に飽きることがいいと思っているわけではありません。これは根気がないとか言われるとおりです。しかし、目的を達成するための手段に飽きることはよいことではないかと思っています。もっといえば飽きることは能力だと思います。飽きることによって、新しい探求が始まるからです。
ところが、知人の多くはそれすらダメだと言います。「思う一念岩をも通す」とありますが、飽きずにやっているといつか一皮むけ、何かいいことが達成できると考える人が多いようです。これは戦略思考のなさの現れではないかと思っています。
経験的にいえば、ダメなものはいくら続けてもダメです。ある日、突然、大化けするというのは考えにくいものがあります。戦略的に考えると、目的があり、その目的の実現を優先するのであれば、手を換え、品を換え、目的の実現を目指すというのは極めて重要です。効果が薄く、行き詰まり、いい加減に飽きているのにずっと継続することはナンセンスです。
どうも、日本人が飽きずに続けるのが尊いとする背景には、目的が明確でなく、手段が目的化しているような現状があるように思えてなりません。
そのような思いで書いたサプリです。
【効用】
・PM体質改善
創造力アップ、顧客感度アップ、問題解決能力向上、
・PM力向上
ピープルマネジメント力向上
このサプリの購入はこちら。
まったく同じ意見です。
ぼくもすぐに飽きるので、
色々手をだしてしまいがちですが、
持続力が大事という固定概念が、まわりには強いみたいです。
投稿情報: トス | 2011-08-15 18:47