本ブログは移転しました。こちらをご覧ください。
ほとんどの場合、実物を見せない限り、人というのは自分が何をしてほしいのか、分からないものだ
(スティーブ・ジョブズ)
【成分】
◆フォーカス・グループでは製品をデザインするのは難しい
◆なぜ、アップルではCEOが製品発表をするのか
◆キーワードになる提案
◆WHYを把握する
【効用】
・PM体質改善
リーダーシップ発揮、顧客感度アップ、問題解決能力向上
・PM力向上
ピープルマネジメント力向上、チームをまとめる力の向上、リスク対応力向上
・トラブル緩和
モチベーション向上、チームの士気向上
このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。
【解説】
ITプロジェクトでは、顧客の要求を引き出すことに躍起になっています。従来、この活動は、顧客(ユーザ)が何をしたいか、何をしてほしいかが分かっており、それをいかに正確に聞き出すかをポイントに行われてきました。確かに、システムをベンダーに発注する際には、RFPなどの普及でWHATは明確になってきました。未だに、RFPがA4の書類数枚というケースはありますが、WHATとしてはそれなりに明示されています。
ところが、WHATを正確に聞き出しても、それが変わるケースが少なくありません。
WHATがあるにも関わらず、顧客は何をしてほしいのかが明確になるとは限りません。なぜでしょうか?
生産財の調達の場合、WHATには必ず、背景になっているWHYがあります。なんのためにそのシステムが欲しいのか?WHYが変わるようだと論外ですが、WHYがぶれないままで、WHATが変わるというのはある意味で不思議ではありません。ましてや、情報システムのことが分からない人であれば、ジョブズがいうように、実物が見えないと何が欲しいのかわかりません。
つまり、WHATを押さえるだけでは不十分なのです。そんな問題意識で書いたさぷりです。
最近のコメント