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戦略が明確になることによって、どのようなオペレーションを構築すべきか、別の言い方をすれば、戦略の実行に必要となるどのような組織能力を構築すべきかが決定されます。逆に、自社にどのような組織能力があるかを見極めることによって、どのような戦略が適切なのかも決まってきます。 (遠藤功、早稲田大学ビジネススクール教授)
【成分】
◆プロジェクトはオペレーション
◆ミドルアップダウン
◆プロジェクトと戦略
◆プロジェクトから戦略へ影響を与える
【効用】
・PM体質改善
PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
モチベーション向上
このサプリの購入はこちらから!1か月分、500円です。
【解説】
最初にお知らせです。1年前に作った本を使って、やっと講座を開催する運びとなりました。今日のサプリとも関係があるのですが、戦略的プロジェクトマネジメントの基本的な話です。
PM養成マガジン10周年記念として、今回のみ、特別価格で提供しています。
管理者のためのプロジェクトマネジメントの基本~PM2.0の基本
http://www.pmstyle.biz/smn/pm_director.htm
さて、今回ですが、PMサプリでは、珍しく戦略の話です。
米国の経営の考え方はトップダウンで、プロジェクトも、トップが作った戦略があって、戦略を実行するための手段として位置付けられています。そして、戦略と現場をつなぐのがプロジェクトマネジメントです。
日本でもプロジェクトマネジメントが普及してきましたが、残念ながら米国ほどトップの戦略力がないため、現場(プロジェクト)が頑張っても、あまり成果が出ていないケースが少なくありません。
米国のように、現場が自分たちは求められたQCDはクリアできている、成果がでないのは自分たちの責任ではないと割り切れればいいのですが、日本の現場はもっと責任感があり、どうすれば成果が出るのかと真剣に悩んでいる人が少なくありません。
また、米国においても、プログラムマネジメントの普及とともに、プロジェクトにCQDだけではなく、成果を求めるようになってきています。
いずれにしても、プロジェクトで経営的に意味のある成果を上げるにはどうすればよいかを真剣に考えなくてはならない局面にきています。
この際に、プロジェクトマネジメントの導入で失いつつある現場力を、もう一度、取り戻す必要があるのではないかと思います。
今回のサプリは、そんな問題意識で書いています。
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