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先週、土曜日に、母校神戸大学の経営学部の大学院で、「MBAフェロー」というボランティア活動をした。
この活動は、OBの中から20名ほど選ばれたフェローが現役の学生さん(ほとんど社会人)のゼミに参加して、いろいろとアドバイスをしたり、意見を交わすという活動だ。
神戸大学のMBAコースは発足してもう20年近くになるが、比較的古い世代のOBから選ばれたようで、みんな、卒業後、10年以上といった感じ。
好川が参加してきたのは、松尾博文教授のゼミで、SCMとか、製品開発を中心にやっているゼミ。
好川がMBAのコースに行ったのは95年だが、この当時は学生のほとんど中堅・中小企業だった。大企業は、欧米のMBAコースに留学に出すからだ。
ところが今回、参加してまずびっくりしたのは、大企業ばっかりだったということ。関西を代表する大企業は一通り来ているような様相だ。聞けば、最近では、海外留学はほとんどなく、国内留学が主流になってきたとのことで納得。
これがいいかどうかはともかくとして、まあ、学生の質は高く、議論は刺激があって面白かった。
フリーディスカッションをする機会があって、プロジェクト組織の作り方で激論になった。特に、武田製薬、松下電器、任天堂の方との議論が印象深かったが、なんにしても、MBAコースに来ている人がこれだけプロジェクトマネジメントに興味をもっていることが分かったのは収穫だった(製品開発のゼミというバイアスがあるが、、、)
日本のMBAコースにもプロジェクトマネジメントの講義を入れるべきですね。
MBAフェローについてはこちら。
神戸MBA松尾ゼミ生の田中です。先日はご指導有り難うございました。鋭いご指摘、ご指導により、活発な討論ができ、とても有意義かつ楽しい時間でありました。ご指摘の通り、学生の立場からもプロジェクトマネジメントを講義に入れてほしいと思っております。製品開発の実務をしていると現実の問題として直面している課題です。また、次回ご指導いただける日を楽しみにしております。
投稿情報: 田中克実 | 2007-04-22 14:02