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「目的のレベル」は、レベルを上げていくことで必ず一致させることができる(峯本展夫、コンサルタント)
【成分】
◆抽象的とは
◆一様性の高い環境でも、具体的な合意形成は行き詰る
◆沖縄基地問題における目的レベルの推移
◆ビジネスにおけるスケジュールの問題
◆目的レベルと契約
【解説】
意見が合わないときに、合わないところを一生懸命すり合わせて、あわせようとすることがあります。しかし、時間とか、もの(スコープ)とかいった「具体的」な対象を合わせるのは非常に難しいものがあります。
そのようなときに、すり合わせのプロは、視点を上げるということをよくやります。たとえば、ある機能を含めるか含めないかという議論になったときに、どちらの意見も意見としてが合理性がありますので、決着しません。そこで視点を変えて、その機能が云々ではなく、そもそもその商品を何のために作るかという議論に持ち込むわけです。すると、意外なくらい、あっさりと結論が出ることがよくあります。
たとえば、最近何かと話題のスマートフォンを例にとってみましょう。一番人気のあるiPhoneはタッチパネルだけの操作になっています。これに対して、競合機種の中にはタッチパネル+テンキーの操作になっているものがたくさんあります。
僕自身も経験がありますが、この議論はユーザーインタフェースがどうかという議論をしていると結論は出ません。ところが、その商品を何のために提供するのかという議論をすればすっと答えはでます。情報デバイスであればタッチパネルだけ、電話であればテンキーつきです。
このように視点を上げることにより、意外なくらい簡単に答えを見つけることができるという感覚は、思考のポケットの中にぜひ、持っておきたいものです。
そのような思いで書いたサプリです。
【効用】
・PM体質改善
リーダーシップ発揮、自信をつける、顧客感度アップ、問題解決能力向上、
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