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マネジメント信仰が会社を滅ぼす(深田和範、コンサルタント)
【成分】
◆マネジメントとビジネス
◆プロジェクトマネジャーのミッションはマネジメント
◆マネジメント信仰をする上位マネジャーの行動
◆プロジェクトマネジャーをマネジメントに専念させる
【解説】
クライアントが初めてのコンサルタントを迎えるときに、よく見られる接近傾向として、
警戒し、自己防衛する
→問題と不満を助けてくれそうな人と分かち合えたことに安心する
→依存し、従属する
というパターンがあります。最初は、信用できませんので、警戒します。いくつか、細かい問題を片づけていくうちに、だんだん、自分を助けてくれるかもしれないという思いを持つようになり、安心して、胸襟を開きます。そして、うまくいくようになると、コンサルタントに依存し、自分自身の決定について判断をゆだねるようになったり、あるいは、自分は何をすべきかを聞くようになったりします。
コンサルタントとクライアントのもっとも望ましい関係は、2番目のレベルです。
マネジメントやプロジェクトマネジメントを組織に取り込んでいく場合も同じことが言えます。初期に、海のものとも山のものともつかないものが何の役に立つのだというスタンスの時期はほとんど効果が出ません。疑心暗鬼ながらも、なにかやってみて、ひょっとすると役立つかもしれないと思ったあたりから、効果が出てきます。
そこで、それなりにうまくいくと、これさえやっていれば大丈夫だという気持ちが芽生えてきます。この状態がもっともレベルが高いように思えるかもしれませんが、実はこの状況になるとものを考えなくなり、あまりよい効果が得られなくなるのです。
コンサルタントの深田和範さんという方が、この状況を「マネジメント信仰」だと表現されました。まさに、このときの心理状況は信仰心に近く、成果に対する思考停止が起こってしまうのです。
今回のサプリは、プロジェクトマネジメントにおいて、マネジメントという教義と、ビジネスという現実のバランスをうまくとることによって、マネジメント信仰に陥らず、成果を出す方法について考えてみます。
【効用】
・PM体質改善
PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
モチベーション向上
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