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プロセス改善だけでは問題を解決できなくなる(鈴木博毅、コンサルタント)
【成分】
◆思想・手法は変えないプロセス改善
◆プロジェクトマネジメント導入の怪
◆なぜ、思想・手法を変えることが難しいのか
◆プロジェクトマネジメントの本来の狙い
【効用】
・PM体質改善
PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
モチベーション向上、チームの士気向上
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【解説】
エムアンドティ・コンサルティングの好川哲人です。今回は、プロセス改善を通じて、プロジェクトマネジメントの本来の姿について、考えてみたいと思います。
プロセス改善は、プロジェクト品質マネジメントの基本で、顧客満足を達成するための重要な手段です。事実、プロジェクトマネジメントの導入後、コスト削減、リードタイムの短縮などの効果が得られたのは、業務プロセスにおいて、生産性の向上などのプロセス改善を計画し、実施したことによります。
ところが、最近になって、短納期化、コスト削減が限界だという声が聞かれるようになってきました。にも関わらず、プロセス改善で乗り越えようとしています。
そもそも論をいえば、プロジェクトマネジメントでプロジェクトの計画を作るのは、既存の業務プロセスではできないことをやるために、業務プロセスそのものを新しく計画し、制約の中で、求められる成果を得るためです。既存の業務プロセスをそのまま適用し、改善したり、リスク管理をしたりするというやり方はプロジェクトマネジメントの特性を生かし切れていないとも言えます。
業務に対する考え方を変え、業務プロセスの変更をすることは、業務標準との兼ね合いもありますし、また、非常に創造性を必要とするアプローチです。しかし、制約が厳しくなってきた今、避けることのできないアプローチだともいえます。
そんな問題意識で書いたサプリです。
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