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リーダーシップを発揮することは、当事者として新たなリスクをとることに他ならない(大島洋、IDL代表)
◆指示を待つことのリスクについて考えたことありますか?
◆指示待ちのリスクが大きい典型的な例
◆煽っておいて、スカートの裾を踏む
◆プロジェクトマネジャーは役割だという認識が必要
【解説】
ある中堅オーナー企業の社長と話をしたときに、「私は部下にリーダーシップを求めない。発展性がないのだろうか」と聞かれました。ここの企業のビジネスシステムはまだまだ、いけると思ったので、「マネジメントをきちんとしようといいながらうまくいかないので、リーダーシップに逃げ込むより、健全なのではないでしょうか」と答えたことがあります。
マネジメントとリーダーシップはしばしば混乱されがちですが、1990年代にリーダーシップの世界最高の権威である、ジョン・コッターが明確な定義をし、それが一般的に受け入れられています。コッターの定義は
マネジメント:現在のシステムを機能させ続けるために、複雑さに対処すること
リーダーシップ:現在のシステムをよりよくするために、変革を推し進めること
というものです。
現実には、プロジェクトマネジャーに対してリーダーシップを求めるといいながら、実態は、プロジェクトチームのマネジメントしか期待してしないケースがほとんどです。というよりも、そのような前提で規則を作っています。この問題を的確に指摘したのが、田中真紀子議員の小泉純一郎元首相に対する
「もっとヤレヤレと仰るから、前に進もうと思ったら、どうもつっかえて進めないんですよね。で、後ろを振り返ると、スカートの裾を踏んでいたのが、けしかけた張本人だった」
というコメントです。 プロジェクトマネジャーはスカートの裾を踏まれても、前に進みたいものです。そんな思いで書いたサプリです。
【このサプリの効用】
・PM体質改善
リーダーシップ発揮
・PM力向上
ピープルマネジメント力向上、チームをまとめる力の向上、リスク対応力向上
・トラブル緩和
モチベーション向上、チームの士気向上
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