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「目標」は目標ではない。「改善目標」こそが本当の目標である(清水輝幸、レジリエンス代表)
【成分】
◆プロジェクトの制約条件は何を意味しているのか
◆見積もりと計画
◆目標と改善目標
◆改善をするには計画の精緻化が必要
【効用】
・PM体質改善
PM体質の全般に対して効果があります
・PM力向上
PM力向上の全般に対して効果があります
・トラブル緩和
モチベーション向上、チームの士気向上
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【解説】
プロジェクトの見積もりをするときに、経験や過去の類似プロジェクトを参考にしながら見積もりを行い、それをあたかも、必要最小限の工数だとして取り扱いをしていることがあります。
制約がどんどん厳しくなっていますので、そのようなやり方は許されにくくなっていますが、ただ、工数を見直さず、外注先の選定などでコストの制約をクリアできればよいという考え方をしているプロジェクトが多いのが現実です。
工場生産のように、定型化された業務であればそれも一つの考え方ですが、プロジェクトではこのような発想をしていると命取りになりかねません。品質の問題を抱え込んでしまうことがあるからです。
その意味で、プロジェクトでは、時間に対する制約は正面から受け止める必要があり、制約が厳しい場合には、工数目標そのものを過去より引き上げて、その実現に取り組んでいく必要があります。
ところがこの取り組みは現実にはなかなか難しい部分があります。「見積もり=最少工数」という思い込みができているからです。そうではなくて、工数計画=見積もり工数-改善
という方程式に組み替え、常に、改善分を含めた目標設定(計画)をすることが大切です。
今回のサプリは、そんな問題意識で書いてみました。
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