本ブログは移転しました。こちらをご覧ください。
※本連載のコミュニティです。
「プロジェティスタへの旅」
ご意見のある方は、こちらで!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆コンセプト実現シナリオのポイントはドライビングフォース
コンセプトができたら、そのコンセプトと具体的なアクションに落とし込んでいく。その際に、ポイントになるのがコンセプトの実現シナリオである。
実現シナリオの中で最大のポイントになるのは、そのコンセプトを実現する際に、根本的な変化要因は何かである。これを「ドライビングフォース」と呼ぶ。
たとえば、ドライビングフォースは以下のようなフレームの中にあると考えてみると
いいだろう。
(1)商品
(2)市場
(3)技術
(4)生産能力
(5)販売手段/物流
(6)天然資源
(7)規模/成長
(8)売上/利益
ドライビングフォースを見つけるには、社会、業界、自社などに関する情報収集を行わなくてはならないが、この際には(1)~(8)の要因ごとに、コンセプトの実現に関連する情報を集めていけばよい。
続きを読む "【プロジェティスタ養成講座】第 6話 シナリオのチカラ" »
本ブログは移転しました。こちらをご覧ください。
※本連載のコミュニティです。
「プロジェティスタへの旅」
ご意見のある方は、こちらで!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ビジョンを実現するコンセプト
ここまで、ビジョニングについて述べてきた。ビジョンを実現するために欠かせないのがコンセプトである。
コンセプトという「概念」は分かりにくいのだが、一言でいえば、ビジョンに向かっていくために自分は実現したいことである。ここで考えなくてはならないのは、ビジョンというのは単発のアイデアで実現できるものではないということだ。人によっては、実現できないからビジョンだという人もいる。実現できるべきか、できなくてもいいのかの議論はここではしないが、いずれにしても単発のアイデアではなく、継続的な活動であるということだ。そして、その継続的な活動の背骨(シナリオ)になるのがコンセプトである。
続きを読む "【プロジェティスタ養成講座】第5話 コンセプトのチカラ" »
本ブログは移転しました。こちらをご覧ください。
※本連載のコミュニティです。
「プロジェティスタへの旅」
ご意見のある方は、こちらで!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆行動を伴う共感を得るには
前回は、リーダーの掲げるビジョンは、フォロワーが自分のものだと思ったときに初めて、ビジョンになったといえるという話をした。
では、どのようなときにフォロワーはリーダーの掲げるビジョンを自分のものだと思えるのだろうか?キーワードとして、しばしば、「共感」というキーワードが語られる。共感しなくてはならないことは確かなのだが、問題はそのあとの行動である。
・共感したから期待を込めて見守ろう
・共感したからチアガールになろう
・共感したから一緒に行動しよう
など、いくつかのレベルが考えられる。プロジェクトを進めていく上では、どれも重要なのだが、フォロワーが自分のものだと思うのは、行動するレベルだろう。もう少し正確にいえば、ビジョンの浸透というのは、共感する人が、だんだん、行動に移ってくることだといえる。
続きを読む "【プロジェティスタ養成講座】第4話 ストーリーのチカラ" »
本ブログは移転しました。こちらをご覧ください。
※本連載のコミュニティです。
「プロジェティスタへの旅」
ご意見のある方は、こちらで!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ビジョンとはなにか
前回、ビジョンのチカラとプロジェティスタにとってビジョンはどのような意味があるのかというお話をした。
プロジェティスタがビジョンを巻き込みにつなげていくには、ビジョンを作ること自体りは、それを他の人に理解し、信じてもらうことが重要であり、もっと重要なのは「自分のこと」として考えてもらうことである。
なぜか?これは、ビジョンというものの性格に関わってくる。前回の記事では拡張されたプロジェクト目的がビジョンであると述べたが、ビジョンは一般的には
・現実から飛躍している
・実現を信じることができる
の側面を持つ構想だといえる。人によってはビジョンは実現できないからビジョンなのだと考える人もいる。これも一つの真実だといえよう。
そのようなビジョンの性格も踏まえて、ミソは、実現を「信じる」ことができるという点である。現実から飛躍しているというポイントは、ある程度の客観性がある。しかし、実現を信じるかどうかは、相当に主観的な部分があって、極論すれば人によって違う。そこで、プロジェクトビジョンを作るためには、信じてもらえるように説得することが極めて重要なファクターになる。
続きを読む "【プロジェティスタ養成講座】第3話 ビジョンの源泉" »
本ブログは移転しました。こちらをご覧ください。
※本連載のコミュニティです。
「プロジェティスタへの旅」
ご意見のある方は、こちらで!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆はじめに
前回はプロジェティスタの6つの活動
(1)ビジョンを掲げ、プロジェクトを立ち上げる
(2)価値創造のシナリオを作る
(3)社内外の人々を巻き込む
(4)チームを動かし、問題を解決する
(5)イシューの管理
(6)無理難題への対処
の概要について述べました。今回から、それぞれについて、つらつらと、考えていき
たいと思います。とりあえず、ビジョンから。
続きを読む "【プロジェティスタ養成講座】第2話 ビジョンのチカラ" »
本ブログは移転しました。こちらをご覧ください。
◆プロジェティスタとは
プロジェティスタとは、
1)自発的に何かを企て
2)デザイン思考を駆使して
3)イノベーションを起こす
イノベーティブ・リーダーです。
続きを読む "【プロジェティスタ養成講座】第1話 プロジェティスタとは" »
本ブログは移転しました。こちらをご覧ください。
◆過去の活動の振り返り
2008年8月~9月に補助線の記事として
【補助線】プロジェクトマネジャーから、プロジェティスタへ
【補助線】出でよ!プロジェティスタ!
という記事を書いた。また、その後も
【補助線】洞察とプロデュース
といった記事を書いてきた。
また、2009年から「プロジェティスタ研究会」なるものを立上げ、同研究会とPMstyleの共催で、2010年5月~2011年3月にかけて、東京で5回、関西で1回、イノベーションをテーマにしたワールドカフェを行った。2011年3月のワールドカフェは11日に開催し、第2ラウンドをやっている最中に東日本大震災が発生し、古い施設だったので結構、怖い思いをした。
【PMstyleCafe】プロジェティスタ研究会主催ワールドカフェ(5月19日)報告
さらに、2010年~2011年にかけて何度か、
「プロジェティスタの仕事術」
というセミナーを行った。
プロジェティスタについては、震災をきっかけに時間が止まってしまった。震災後のいま、本当に必要な人材はプロジェティスタだという思いはあるのだが、動けなかった。
続きを読む "【補助線】「プロジェティスタ」 再起動" »
最近のコメント